2026年11月7日、日商簿記2級のネット試験を受験し、80点で合格しました!
簿記3級に合格してから約半年。仕事をしながら勉強を続け、学習時間は358時間になりました。

4月に7時間25分勉強していたので、合計358時間となりました。
ただ、最初から順調だったわけではありません。
クレアールの直前答練では30点。TACの模擬試験でも68点、69点と、なかなか合格点に届きませんでした。
勉強を振り返ると、もっと効率よく進められたと思う部分もあります。
この記事では、実際の勉強時間や使用教材、模試の結果に加えて、私が失敗した勉強方法と、これから受験するなら実践したい復習方法を紹介します。
これから簿記2級に挑戦する社会人の方や、勉強しているのに点数が伸びず悩んでいる方の参考になれば幸いです。
簿記2級の受験結果は80点で合格!
まずは受験結果から。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年11月7日 |
| 試験方式 | ネット試験(CBT) |
| 合計得点 | 80点/100点 |
| 合否 | 合格 |
| 勉強時間 | 358時間 |
| 学習期間 | 約半年 |
| 主な教材 | クレアール |
問題別の得点は以下のとおりです。
| 問題 | 得点 |
|---|---|
| 第1問 | 16点 |
| 第2問 | 18点 |
| 第3問 | 10点 |
| 第4問 | 24点 |
| 第5問 | 12点 |
| 合計 | 80点 |
商業簿記は44点、工業簿記は36点でした。
特に工業簿記と、対策に時間をかけた第2問の連結会計で得点を確保できたことが、合格につながったと思います。

なぜ簿記3級合格後に2級を目指したのか
簿記3級には132時間勉強し、2026年4月に96点で合格しました。
しかし、合格したときの感覚は、ゲームでいう**「チュートリアルをクリアした」**というもの。
簿記の基本的な仕組みは理解できたものの、財務諸表を見ても内容を十分に理解できるわけではありませんでした。
そもそも簿記の勉強をしたきっかけは、仕事で取引先の決算が赤字が続いており、その理由を探りに行ったところ「のれん」が云々との説明を受けて、その辺を理解したくて簿記の勉強を始めましたが、簿記3級にはのれんの言葉すら出てこなかったのです。
簿記2級は商業簿記に加えて工業簿記も学び、経理の仕事でも評価される資格です。
もう少し専門的な知識を身につけたいと思い、2級の勉強を始めました。
社会人が簿記2級を358時間勉強した記録
勉強期間は約半年、学習時間は358時間でした。
平日は出勤前の時間を使って勉強し、休日はカフェや図書館でまとまった時間を確保する生活を続けました。
仕事柄、夜は取引先との会食が急遽決まったり勉強できないことが多いので、朝活をメインに進めました。
朝の勉強は、仕事が始まる前なので予定に左右されにくいのがメリットでした。
朝の勉強を習慣化するため、以前は100日間の朝活チャレンジにも取り組みました。
結果は100日中50日成功、50日失敗。決して順調ではありませんでしたが、記録を終えた今も朝の勉強は続いています。
朝活を続けるために工夫したことや、実際の成功率については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶ 関連記事:社会人が朝活を100日間続けた結果|成功率50%のリアルな記録
一方で、勉強時間を増やすために、娯楽に使う時間は減りました。
世の中で話題になっているドラマや作品にも、以前ほどついていけなくなりました。『VIVANT』もその一つです。(耐えきれなくて一気見しちゃいましたが、、笑)
もちろん、勉強時間が長ければ合格できるというわけではありません。
実際、私は358時間勉強しても、模擬試験では合格点に届かないことがありました。
最大の失敗は、復習までの期間を空けすぎたこと
今回の勉強で最も後悔しているのが、復習のタイミングです。
私は最初、テキストを一周し、問題集も一周してから、間違えた問題を解き直していました。
しかし、最初に間違えた問題に戻った頃には、解き方をほとんど忘れていました。
一度理解したつもりでも、時間が経つと驚くほど記憶から抜けてしまいます。
その結果、以前勉強した内容をもう一度理解し直す必要があり、かなり遠回りしたと感じています。
今から簿記2級を勉強し直すなら、最初から復習のタイミングを管理します。
もう一度勉強するなら、インプット3割・アウトプット7割
358時間勉強した今、これから受験する人に伝えたいのは、問題を解く時間をできるだけ早く確保することです。
私なら、インプットを3割程度に抑え、アウトプットに7割ほどの時間を使います。
そして、間違えた問題は次のように復習します。
- 全く解けなかった問題は、翌日にもう一度解く
- 解けるようになった問題は、1週間後に再挑戦する
- 迷わず解けるようになるまで繰り返す
同じ問題を何度解いても構わないと思います。
ただし、答えを暗記するだけでは、初めて見る問題に対応できません。
なぜその仕訳になるのか、なぜその計算をするのかを理解しながら解き直すことが重要だと感じました。
※インプット3割・アウトプット7割は、私自身の経験を踏まえた目安です。
クレアールの直前答練で30点。それでも本試験は80点
簿記2級の勉強には、主にクレアールを利用しました。
クレアールを選んだ理由の一つは、料金が自分にとってちょうどよかったからです。
安すぎず、高すぎず、途中で投げ出さないための自己投資として納得できる価格でした。
ただ、直前答練には苦戦しました。
最初に受けた答練の点数は30点。
その後、クレアールの模擬試験では68点、TACの模擬試験では69点でした。
最終的な本試験の結果は80点です。
| 演習・試験 | 得点 |
|---|---|
| クレアール直前答練 | 30点 |
| クレアール模擬試験 | 68点 |
| TAC模擬試験 | 69点 |
| 本試験 | 80点 |
ただし、この点数を単純に「30点から80点まで実力が伸びた」と捉えるのは正確ではありません。
クレアールの直前答練は、問題の質・量ともに負荷が高いと感じました。
また、模擬試験では時間内に解き終わらないこともありました。
私の場合、知識が不足していることに加えて、初見問題への対応や時間配分にも課題があったと思います。
直前答練の点数だけで必要以上に落ち込まず、間違えた原因を確認して勉強方法を改めることにしました。
間違えた問題は★と✅で管理!実践した復習方法
直前答練で30点をたたき出してからは、間違えた問題や理解が曖昧だった問題を★と✅で管理して短期間で復習する方式に変えました。
最初はテキストと問題集を一周してから復習していましたが、以前解いた問題の内容をすっかり忘れてしまうことがありました。
そこで、問題を解き直すたびに記録を残すようにしました。
★は何度も間違える問題の目印
間違えた問題には★をつけ、繰り返しつまずいた場合は★の数を増やしました。
★×1→解けなかった(翌日再トライ)
★×2→★×1を翌日解けた(1週間空けて再トライ)
★×3→★×2を1週間後に解いて正解した
例えば「★×2 ⓷」は、★×2の3回目の挑戦でも解けず、同じ問題で停滞していることを意味しています。

✅は理解できた問題の目印
★×3まで進む問題は、1週間空いても解けているので、長期的に定着しやすい状態になっています。
★×3の日付からさらに1週間空けて、すらすら解けるかと人に説明できるかの2つを基準にクリアできた問題に✅をつけます。
ここまで進める問題は復習は不要な論点だとして、他の★どまりの問題を繰り返し解きます。

復習のタイミングも管理する
全く解けなかった問題は翌日、解けるようになった問題は1週間後を目安に復習しました。
問題集を何周したかよりも、苦手な問題を理解できるまで繰り返すことが大切だったと感じています。
簿記2級を勉強して、財務諸表への苦手意識は変わった?
簿記2級を目指した理由の一つは、財務諸表を理解できるようになりたかったからです。
勉強を始める前は、財務諸表を見ても何が書かれているのかよく分からず、苦手意識がありました。
今では、数字や勘定科目を見て「ああ、これはこういうことね」と、以前より抵抗なく内容を追えるようになりました。
もちろん、企業の財務状況を正確に分析できるレベルになったわけではありません。
それでも、以前は意味が分からなかったものを理解できるようになったことは、大きな変化です。
資格の合否だけでなく、勉強した知識が自分の中に残ったことにも価値があったと感じています。
まとめ|358時間はSNSなどで言われる一般的な学習時間と比べて遠回りだったけれど、勉強してよかった
簿記2級は、358時間の勉強を経て80点で合格できました。
振り返ると、テキストと問題集を一周してから復習する方法は、私には効率がよくありませんでした。
もっと早い段階から問題演習を増やし、間違えた問題を短い間隔で復習していれば、勉強時間を減らせたかもしれません。
一方で、約半年間の勉強を通じて、財務諸表への苦手意識が薄れたことは大きな収穫です。
これから簿記2級に挑戦する方で模試や答練で点数が出せない、もしくは時間が足りない方は勉強時間の長さだけでなく、解けなかった問題は翌日に解き直し、忘れる前に復習することで改善が見込めるかもしれません。
この記事が悩んでいる方の手助けになれば幸いです。

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