ディスクアップの実機を買ったんだけど音が気になるよ。リールの音は我慢するしかないって聞くしインテリアになっちゃいそう。
スロット実機は中古だから個体差があるけど、頑張ったらいい感じになったからその方法を教えるね。
この記事の概要
- スロット実機の音対策で難しいリール音を抑える方法
- スロット実機から出る音量を見える化する方法
- 具体的な音対策について
- 騒音が気になって購入を控えている方向けの音量実験のやり方
- 快適に自宅でスロットを楽しむためのグッズ紹介
スロット実機はどれくらいうるさい?
デシベルを測るアプリで確認
騒音を測るにはデシベルを表示するアプリがオススメ
私はiphoneのアプリ「騒音測定器」を使いました。
無料のアプリですが目安になると思います。
全リール同時に回して平均52dbほどで落ち着いた
結論として、3つのリールをすべて回して52dbほどになりました。
これは普段の会話をしている程度の音量なので
夜中の時間帯を避ければ近所迷惑などは問題ないレベルだと言えます。
実機購入を検討している方はアプリで簡易的な実験をしてみよう
アプリを開いて測定を開始し、テレビをつけて50~55dbになるまで
テレビの音量を上げてみましょう。
うるさいと感じなければ音量の問題はないと判断できます。
これは、あくまでディスクアップを一例にしております。
他機種のリール音がもっとうるさい可能性もありますのでご参考程度にお願いします。
スロット実機の騒音の原因はほとんどリール音
中リールだけうるさい
まず音の大きさを確認する「騒音測定器」というアプリを使い、デシベルで確認します。
何回転か回してみると中リールだけが異常にうるさい事に気が付きます。
左リール:48db 中リール:67db 右リール:50db
3つあるうちの1つだけがうるさいのであれば、もしかしたら治るのでは?と思いました。
呉のシリコンスプレー
リールを分解する
中リールだけ音が異常に大きいことを動画を取って販売店に送りましたが、
販売店は不良品の類には入れてくれませんでした。
中古なので仕方ないですが、静かにならないとインテリアになってしまうので分解することにしました。
注意!!
元に戻すときにわからなくならないように写真を撮りながら作業しましょう。
まず囲った部分上下2か所に留め具がありますので手前にパチッと音が鳴るまで引っ張ります。
上の図のように手前にずれればOKです。
次に囲った部分の白い留め具を外します。
次に、各リールの上にコードが3種類付いていますので外します。
いよいよリールを外しますが上記の留め具とコードが外れていれば簡単に抜き取ることができます。
今回中リールが原因と思われましたが、取りにくいので念のため右リールを外してから
中リールを外しています。
抜き取ると上の状態になると思います。
金属部分にシリコンスプレーをかける
金属の接合部がでてきました。
プラスドライバーで分解できそうなので分解することに。
ドライバーを回すのにかなりの力が必要だったので、ここが原因の可能性が高いと考えました。
ドライバーでねじを外すと上のようになります。
黄色で囲った部分は金属部品だけの箇所だったので問題ないと判断し、シリコンスプレーをしました。
2024/10/8追記
実際にシリコンスプレーの効果があったかどうかはエビデンスがありません。
あくまで素人個人がいろいろ試した結果ですので、自己責任でお願いします。
リールを戻す
先ほどのドライバーで回す部分をスプレーしたらあとは元通りに組み直します。
すると見事に他リールと同じくらいの音量になりました。
上の写真は分解後に設置しなおして3リールとも同時に回した時の音量です。
アプリに出ている通り、日常会話くらいの音量ですので騒音トラブルにはならない水準です。
スロット実機の騒音はリール音・振動音・音量の順にうるさい
振動音
スロットは筐体の中でリールが動いているので振動します。
洗濯機を思い浮かべていただければわかりやすいかと思います。
これは下に振動を抑えるものを置けばよいのでスロット用の台を買いましょう。
私は専用の台ではなくプリンター台で代用しました。
ディスクアップは幅48cm×奥行45cm×重さ40kg程度なので
それに対応した置台だとプリンター台が適任です。
専用の台でもいいと思いますが、なんだか仰々しい台が多いので私はこれを代用しています。
高さが約30cmの台なのでソファーに腰掛けながらちょうどいい高さで遊ぶことができます。
耐荷重が75kgまであるので台が重さに負けることもなく、キャスターがついているので家の中の移動も楽です。
台があるだけで振動対策はバッチリです。
音量
音量は台に調節機能があり、15段階選択できますが、
個人的にはイヤホンコンバータをおススメします。
イヤホンやご自宅のスピーカーやコンポなどに接続できるようになりますので
好きな音量に調節することができるようになります。
好みですが、イヤホンコンバータがあるとヘッドホン・イヤホンで遊べますし
上記のようなケーブルを使用するとスピーカーやコンポ、テレビに出力できますので好きな音量で遊ぶことができます。
具体的な音対策
耐震マットもおススメです。
台の下に耐震マットを敷くことでさらに振動対策になりますし、ずれを防げます。
スロット台は重いのでずれて台から落ちたら危険なので必ずつけましょう。
筐体外の振動音対策には吸音材と制振シート
購入して初めてスロット台の後ろを見ましたが、意外と作りがちゃっちい…。
恐らく熱がこもるのを防ぐためでしょうが、穴の開いた木材だけです。
これではリール音は漏れてしまいますね。
本来は熱がこもるので密閉はよくありませんが、
①長時間電源を付けない
②夏場はエアコンを入れて涼しい環境で遊ぶ
この2点を守ったうえで音対策をすることにしました。
画像の木材の合間合間に白い部分があると思いますが、これは上の吸音材を敷きつめてあります。
これがないとスロット台は穴が開いてますので音がだだ洩れます。
さらに木材自体も振動してますのでそこに静音シートを張り付けました。
上のオトナシート1つでぴったり覆いつくすことができます。
はさみで加工したので少しガタガタしてますが、
まっすぐ裁断すればもっと見た目もきれいになると思います。
筐体内部の振動音対策にはウレタン
次は内部です。外側と同じように木材の壁1枚なので吸音材を壁面に貼り付けます。
スロット内部は空洞なので音の反響を軽減するためにウレタンがオススメです。
特にリール周りの木材部分に張り付けると効果があります。
あまり詰め込みすぎると熱がこもる原因になりますので
壁面に貼るだけでいいです。
まとめ
- スロット実機のリール音は分解してはめこみ直して吸音材を貼って対策する
- リール音が50db前後まで落ち着けば近所迷惑にならないレベル
- イヤホンコンバータを使えばイヤホンやスピーカーにつなげる
- 実機購入前の方はテレビの音量をデシベルアプリで55dbを目安に上げてうるさくないか確認してみよう
うるさい一番の原因はリールなのか。リール外して吸音材をやってみようかな。
今回はディスクアップを例にしたけどメーカーによってリールの音量は違うから気を付けてね!
コメント
家スロ検討してるのでオトナシート貼り付け前と貼り付け後の騒音レベルを見たかったです
その他にもオトナシートのみ、オトナシート+ウレタン、ウレタンのみの比較なども見たかったです
コメントありがとうございます。
オトナシートとウレタンは接着してしまいましたので測定し直すことが困難ですが一番効果が高かったのがリールの留め具部分にシリコンスプレーをかける事で、dbは50台後半まで落ち着きました。
オトナシートとウレタンは室内の反響を軽減するのに役立ちますがやらないよりマシくらいでしょうか。
もしかしたら参考にされる方がいるかもしれないので記載しますが、
「金属部分にシリコンスプレーをかける」で黄色の〇の部分にシリコンスプレーを掛けて音量が下がったと結論付けていますが、最低限工学的な知識があれば、そんなところにシリコンスプレーを掛けたところで無意味だということは分かるはずです。
「ドライバーを回すのにかなりの力が必要」な位ネジが固く締められていたということはしっかり固定されていたということであり、そこにシリコンスプレーの潤滑という特性は何も効果を発揮しません。
さしずめ、中古で買った際には中リールの取り付けが甘くビビりが発生していたが、外して付け直すことによってたまたま上手く嵌って音量が抑えられたという程度かと。
コメントありがとうございます。
当方、工学的知識を持ち合わせていない状態でありながら潤滑油が効果的であると結論付けてしまったことは軽薄だったと思います。
試行錯誤しながらリールのつけ外しなど何度も行っても改善されない中、ご指摘の通り、潤滑油を差した際にたまたまリールが筐体にはまっただけかもしれません。
記事につきましては近いうちに更新したいと考えております。
ご丁寧にありがとうございました。