こんにちは!まるしーです。
「資産形成」とか「投資」とかいう言葉を聞くとなんとなく、めんどくさいからいいやと、とりあえずお酒に手が伸びたりスマホゲームしたりマンガ読んだりしますよね?(私だけ?)
ですが、どんな方でも銀行口座は持っていると思います。そして子供の頃に作ってもらった口座、会社で給与振り込みに指定された銀行や地方銀行を開設してそのままになっている…という方は少なくないのではないでしょうか。
今回は銀行口座の見直しについてお伝えできればと思います。
この記事を見ると、こんなメリットがあります
- 銀行口座の見直しのきっかけになります
- 今後の生活で継続的な節約につながります
- ATMに並ぶ無駄な時間を省くことができます
金利
まず、金利ですが…ぶっちゃけ、どうでもいいです。
導入部分で見直すメリットについて語っておきながらすみません。どうかまだ帰らないでください。
まずはメガバンクと呼ばれる大手銀行の金利を見てみましょう。
普通預金金利 | 30万円未満 | 30万円以上 | 1000万円以上 |
三井住友銀行 | 0.001% | 0.001% | 0.001% |
三菱東京UFJ銀行 | 0.001% | 0.001% | 0.001% |
みずほ銀行 | 0.001% | 0.001% | 0.001% |
りそな銀行 | 0.001% | 0.001% | 0.001% |
各銀行で区分けがされているのですが、区分けする意味があるのかってつっこみたくなるくらい一律ですね。
100万円を1年間預けても10円にしかならないです。こんなところにこだわってもあんまり意味がない気がしますね。
次にゆうちょ・インターネット銀行の金利を見てみましょう。
普通預金金利 | |
ゆうちょ銀行 | 0.001% |
あおぞら銀行 | 0.2% |
楽天銀行 | 0.02%~0.4%~0.1% |
住信SBIネット銀行 | 0.001%~0.01% |
あおぞら銀行の金利の高さが光っていますね!メガバンクと比べるとその差は200倍。100万円を1年間預けると2000円になるんですね。楽天銀行や住信SBIはグループ商品のクレジットカードや証券と組み合わせると金利が上がるようです。
とは言っても残高が100万くらいの単位でまとまっていないとメリットを感じにくいですし、そのためにわざわざ銀行を変える手間を考えると、動機としてはもう一押し欲しいところですね。
ATM手数料
ここです。一番見直すべきポイントはここになるでしょう。まずはメガバンクから見ていきましょう。
ATM手数料 | 同銀行ATM | コンビニATM (セブン・ローソン・ファミマ) |
三井住友銀行 | 無料~110円 | 220~330円 |
三菱UFJ銀行 | 無料~110円 | 220~330円 |
みずほ銀行 | 無料~220円 | 110~220円 |
りそな銀行 | 無料~110円 | 220円 |
同銀行ATMでも手数料は時間帯によってかかってしまうんですね。よく給料日の後のお昼休みとか銀行ATMに行列ができているのを見たことはないでしょうか。あれは皆さん手数料がかかる時間帯を避けているんですね。
次にゆうちょ・インターネット銀行のATM手数料を見てみましょう。
ATM手数料 | 同銀行ATM | コンビニATM (セブン・ローソン・ファミマ) |
ゆうちょ銀行 | 無料 | 無料~220円 |
あおぞら銀行 | 無料(ゆうちょATM) | 110~220円 |
楽天銀行 | – | 無料~220円 |
住信SBIネット銀行 | – | 無料~110円 |
ゆうちょは同銀行ATMで常に無料、インターネット銀行は店舗構えていない分コンビニの手数料が優遇されていることがわかります。なんと無料になるケースがありますね。
キャッシュレス時代なので現金を使わないケースが増えていると思いますが、飲み会で割り勘する時や現金しか使えないお店でのランチなど急に現金が必要なケースがあります。キャッシュレス時代だからこそ気づいたときにさっと手数料無料で近くのコンビニで現金を下ろす事が求められると思います。コンビニATM手数料無料の口座を持っておくことは非常に大切だと言えますね。
振込手数料
家賃が引き落としに対応していない場合の毎月の振り込みや家族、友人の銀行口座への振り込みなどの手数料もバカになりません。例のごとく、メガバンクから見ていきましょう。
振込手数料 | 同銀行宛て | 他行宛て | |
三井住友銀行 | 無料 | 220~440円 | |
三菱UFJ銀行 | 無料 | 154~220円 | |
みずほ銀行 | 無料 | 150~320円 | |
りそな銀行 | 無料 | 165円 |
同銀行宛てが無料なのでメガバンクをすべて開設する…というのは非現実的だしめんどくさいですよね。他行あての手数料無料の口座が欲しいところです。
次にゆうちょとインターネット銀行を見てみましょう。
振込手数料 | 同銀行宛て | 他行宛て | |
ゆうちょ銀行 | 無料 | 165円 | |
あおぞら銀行 | 無料 | 150円 | |
楽天銀行 | 無料 | 無料~145円 | |
住信SBIネット銀行 | 無料 | 無料~77円 |
はい、出てきました。振込手数料無料の銀行。ATM手数料と比べて出番は少ないですが、上に記述したメリット以外にも、口座残高の調整がしやすいメリットがあります。
銀行口座を整理する際に、残高に端数が出るとATMで引き落とせずちょっとだけ残高が残ります。ATMで硬貨の振り込みをして調整しようとしても硬貨が使えるATMは限られていますし時間帯も18時まで等シビアです。
振込手数料無料の口座があれば、24時間いつでもスマホやPCから振り込みが出来ます。例えば残高80円の口座に920円振り込むと1,000円ぴったりになり、ATMで引き出すと残高がきれいに0円になるので簡単に調整ができるんですね。
各銀行の特色
まとめるとこんな感じです。
- メガバンク:窓口があるが他行向けだとATM・振込手数料は基本かかり、金利は低い。
- ゆうちょ銀行:窓口があり、コンビニATM手数料も一部無料だが金利は低い。
- インターネット銀行:窓口がないが、コンビニATM手数料が無料で使える特典がある。金利はメガバンク、ゆうちょより高い。
ここまで読んでいただいた方ならお察しかと思いますが、メガバンク・ゆうちょ銀行のメリットが上げにくいんです。
インターネット銀行口座は勤めている会社の給与口座に指定できないと言われてしまった、会社と懇意にしている銀行の口座を指定されておりそもそも他行口座を指定できない、などの理由がある場合を除いてインターネット銀行口座をメインバンクにしてもいいのではないかと思います。
私がそうですが、給与振り込みの口座がすでにあるという場合でもサブ銀行口座としてインターネット銀行を持っていても良いのではないでしょうか。
次回は具体的に私が使っている銀行について具体例を用いてサブ口座のススメ実践編をご紹介します。
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