こんにちは!まるしーです。
私は20代を貯金額ほぼ0で過ごしていました。というのも、新卒で入社した会社では仕事終わりに毎日飲みに行って給料がほぼ飲み代に替わっていました。
飲みニケーションも大事だけど、お金飛んでっちゃうね…
そう、給与振り込みの翌々日がクレジットカードの引き落とし日なので常に銀行口座残高は横ばいでした。ところが2019年に転職をしたことによってそんな生活が終わり、銀行口座残高をようやく意識するようになりました。そんなある日、疑問が生まれました。
世の中のアラサーはいくら貯金してるんだろう?
仲の良かった私の職場の周りは当然貯金なんかしていませんでした。(実際にはそう言っているだけでなんだかんだ貯金しているケースもありそうですが…)
今回はそんな疑問について記事にしました。
この記事を見ると、こんなメリットがあります
- 30代独身男性が目標とするべき平均貯金額がわかります
- 資産0から資産形成を始めるきっかけができます
- 第三者目線で資産管理するためのずぼらでも使いやすいツールについてわかります
30代男性の平均貯金額は?中央値って何?
30代貯金額の平均値・中央値について知ろう!
2019年に金融広報中央委員会が行った「2019年家計の金融行動に関する世論調査」によると、30代の貯蓄額は以下の通りです。
30代の平均貯蓄額を調査!みんなどれくらい貯蓄している?│Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/809aa4fc1f85e398324dbe1950aa53ce563cca36
30代独身世帯の平均資産額
- 合計資産額:359万円
- 現金(預貯金):176万円
- 金融資産(株・債券など):183万円
30代夫婦世帯の平均資産額
- 合計資産額:529万円
- 現金(預貯金):266万円
- 金融資産(株・債券など):263万円
意外とみんな貯金してるなあ。あれ?でも中央値っていうやつ見ると77万円ってなってるけど?
確かに、平均貯金額で考えると30代独身世帯は300万円以上貯金していることがわかります。ですがそれは平均値です。例えば、5人に資産のアンケートを取った時に一人が1000万円、他4人が100万円と回答した場合。合計1400万円を5人で割るのが平均なので平均値は280万円ですが、5人のちょうど真ん中が中央値になるのでこの場合の中央値は100万円です。
今回のケースでは、77万円の資産を持っている人がちょうど真ん中という事がわかります。平均値は一部の極端な数値に大きな影響を受けますので貯金の目標値を決める場合は中央値も参考するようにするのが大事ですね。
30代独身世帯の3割が”貯金0”!
上記の世論調査によると、30代独身世帯の貯蓄額0の世帯は36.5%とのことです。つまりざっくり3人に一人が貯金0だという事がわかります。私がつい最近までそうでしたが、逆に言うと今貯金がない方も一念発起して少し努力すれば簡単に上位60%の層に入れるという事ですね。
貯金するためには”固定費”の見直しが必須
それでは、今貯金が0の方は何に気をつければいいのでしょうか。まずは貯金が出来ているという感覚を身に着けることが非常に重要です。貯金=節約=我慢と連想する方が多いと思いますが、結論を言うと、我慢は続きません。
具体的に節約の悪い例を見てみましょう。
上記のようなその都度努力が求められるストレスの強い節約をいきなりやろうとするといずれ体が拒否反応を起こします。今日は雨が降っているからサボってもいいかな…とか、今日は嫌なことがあったから今日ぐらいは…等の「やらない理由」を探すのは簡単だからです。
次に、いい例を見てみましょう。
なんだかとっつきにくくめんどくさそうですが、一度設定するだけです。好きなものを定期的に控える辛い節約とか、自分の時間を切り売りする節約と比べてストレスを感じにくいと思いませんか?ぶっちゃけ電気はどこから買っても同じですよね。携帯も番号が変わらず通信ができればいいはずです。
最初に負荷はかかりますが、一度設定してしまえば後は流れに身を任せるだけなので圧倒的に楽です。
生活防衛資金/金融資産って何?
生活防衛資金とは?
生活防衛資金とは、失業・病気・災害などによる収入の減少・停止に備える「資金」のことです。要は貯金です。人により差はありますが、一般的に会社員・公務員の方は半年間~1年間分の生活防衛資金があるといいとされています。自営業の方は2~3年分用意した方が良いみたいですね。
金融資産とは?
先ほどの表にありますが、30代独身世帯の金融資産は平均で180万円ほどです。要は株とか債権とかですね。預貯金の平均が180万円ほどなので貯金と株・債権は平均で半々くらいで持っているという事がわかります。
生活防衛資金と金融資産の配分はどれくらい?
私はざっくり生活防衛資金50%、金融資産50%で持っています。生活防衛資金は1年分くらいです。ここは人によるでしょうね。日本人は貯金が大好きなので50%でも結構攻めてるかもしれません。ちなみにアメリカでは平均で貯金は15%程度しか持たないらしいです。さすが経済大国ですね。
家計簿アプリのススメ
資産を管理することはめんどくさい?
普段の生活で貯金が出来ていない理由としては、自分が何にいくら使っているかを管理していない事が原因ではないでしょうか。何いくら使っているか管理していないという事は、どれだけパフォーマンスを上げて節約に取り組んでもどのくらいの効果があったかわからないという事にもなります。
資産の見える化をすると、節約に対するモチベーションが維持でき、対策が立てやすくなります。
自動で管理してくれるアプリ「マネーフォワードME」とは?
資産管理をするためには家計簿が一般的ですが、昔のようにノートにレシートを張り付けて…というのはいかにもめんどくさいですね。現代は家計簿アプリが充実してますのでレシートの写真を撮ってアップしたらすぐレシートを捨てる事ができるのでレシートで財布がごちゃごちゃになることはない分、以前よりはやりやすいかもしれません。
ですが、上述したように都度努力をするタイプの節約は間違いなく続きません。レシートをなくしてしまった~等、できない理由を探すのは簡単だからです。そこで「マネーフォワードME」の出番です。このアプリはクレジットカード、銀行口座等を連携しておくと全て自動で更新してくれます。
資産の動きを「見える化」・「自動化」することで節約が楽しくなる
上記のアプリなどのツールを使って資産の動きを見える化・自動化し、一度の努力で継続して効果が出る節約に取り組むと最初に頑張った分だけの努力がその後どのくらい成果に結びついているかが可視化できます。
いきなりタバコやお酒をやめようと考えてしまうと負荷がかかりすぎて続かないので、まずは「最初だけ頑張る。後は以前と同じ生活をする」事から始めてみてはいかがでしょうか。効果を感じたらあれもやってみようと維持モチベーションが沸いてきますよ。
まとめ
今回は自分の立ち位置を把握するための貯金額の平均値・中央値、資産0から始める貯蓄術について記述しました。今後の記事では実際にどのような貯蓄術があるか、具体例をご紹介できたらと思っています。それではまたっ。
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