暮らし

285万回転回す休日|パチスロだけだった生活に、勉強とロードバイクが増えた


以前の休日は、かなり単純だった。

朝8時に起きる。

9時にはパチンコ屋へ行って抽選。

狙い台を確保したら、そのまま打つ。

飯も食わずに夜21時まで。

これで休日が終わる。

嫌々やっていたわけではない。

パチンコ・スロットは昔から好きだったし、特にディスクアップにはかなりハマった。

今でも普通に打ちに行く。

だからこの記事は、

「スロットをやめたら人生が充実しました」

という話ではない。

今も根っこの部分はそんなに変わっていないと思う。

ただ、休日にやることはかなり増えた。

朝からカフェで資格の勉強をする。

ロードバイクに乗る。

趣味を通じて知り合った人たちと遠くまで走りに行く。

ブログを書く。

振り返ってみると、好きだったものをやめたのではなく、

「積み上げる対象」が増えていた。

今回は、そんな休日の変化について書いてみようと思う。


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以前は「休日=スロット」だった

以前の休日は、とにかくパチンコ・スロット中心だった。

朝8時に起きて準備をしたら、9時にはパチンコ屋へ行って抽選を受ける。

台を確保したら、あとはひたすら打つ。

夢中になれば昼飯も食べない。

そのまま夜21時まで打って帰ることも珍しくなかった。

ほぼ丸一日だ。

特に打ち込んだのがディスクアップだった。

どれくらい打ったのかというと、実戦データをずっと記録していて、最終的な総回転数は、

2,850,586G。

約285万回転。

ディスクアップで記録していた実戦データ。総回転数は2,850,586G。

今見ると、

「よくこんなに回したな……」

と自分でも思う。

一方、パチンコ屋へ行かない休日は、家でスマホを触っているうちに昼になる。

Uber Eatsを頼んで、そのままダラダラ。

気づけば日曜日の夜。

それが嫌だったわけではない。

ただ今振り返ると、休日の選択肢はかなり少なかった。

「今日は何をしよう」ではなく、「今日はパチンコ屋に行くか、行かないか」。

それくらいだった。


スロットが打ちたいというより、数字を積み上げたかった

そもそも、なぜ285万回転も打てたのか。

今振り返ると、単純に「スロットが好きだったから」だけではなかったと思う。

もちろんディスクアップ自体は好きだった。

でも、それ以上にハマっていたのが、

数字を積み上げることだった。

今日は何回転回した。

総回転数がまた増えた。

ボーナス確率がどう変化した。

収支がいくら積み上がった。

打った日は実戦データを記録して、それが少しずつ大きな数字になっていく。

これを見るのが楽しかった。

そして、もう一つハマっていたのがリーチ目ミッションだった。

ディスクアップには、お題になっているリーチ目を実戦中に出すと記録され、ミッションが一つずつ埋まっていく要素がある。

これが自分にはものすごく刺さった。

ウルトラリミックス リーチ目ミッション
ディスクアップ2 リーチ目ミッション

最初は空いている項目がたくさんある。

打ち続けて、お題のリーチ目が出る。

また一つ埋まる。

そして最終的には、

150/150。

222/222。

達成率100%。

コンプリート。

この「埋まっていく感じ」がとにかく好きだった。

だから自分の場合、

「今日はスロットを打ちたい」より、「今日も数字を積み上げたい」「まだ埋まっていないものを埋めたい」

という感覚の方が近かった気がする。

一つ一つは小さいけれど、目に見えて積み上がっていく。

それが次に打つ理由にもなっていた。


資格の勉強を始めたら、休日の朝が変わった

そんな休日が少しずつ変わり始めたのは、資格の勉強を始めてからだった。

簿記の勉強を始め、休日も朝からカフェへ行くようになった。

だいたい7時ごろにカフェへ行く。

iPadを開いて勉強する。

2時間勉強しても、まだ9時。

最初はこれが新鮮だった。

以前ならパチンコ屋の抽選を受けていた時間に、

「もう2時間勉強したのに、まだ一日が始まったばかりじゃん」

となる。

そのあとパチンコ屋へ行ってもいい。

家に帰ってブログを書いてもいい。

ロードバイクに乗ってもいい。

朝に一つ終わらせておくだけで、その後の選択肢が増えた。

もちろん、毎週こんなにきれいに過ごせるわけではない。

朝起きられない日もあるし、勉強するつもりだったのにやらない日もある。

それでも、

休日の朝に積み上げられるものが一つ増えた。

これは自分の中では結構大きかった。


ロードバイクを始めたら「人と会う休日」が増えた

もう一つ、休日を大きく変えたのがロードバイクだった。

最初は一人で乗っていた。

でも実際に始めてみると、分からないことが多い。

どんな装備が必要なのか。

トラブルが起きたらどうすればいいのか。

どういう練習をすればいいのか。

一人で調べることもできるけれど、

「ロードバイク仲間が欲しいな」

と思うようになった。

そこで社会人サークルに入った。

これが、思っていた以上に大きかった。

経験のある人から装備や走り方を教えてもらったり、トラブルへの対処方法を教えてもらったり。

そして何より、一人ではなかなか行かない場所へ走りに行くようになった。

最近は、車を出してくれる人に乗せてもらって、10人くらいで日光のいろは坂を走ってきた。

途中ではパンクもした。

一人だったらかなり焦っていたと思う。

でも、そのときは周りの人に助けてもらって復帰。

無事に最後まで走り切ることができた。

趣味の近い人たちと一緒に走るのは単純に楽しい。

そして、周りには自分より速い人がたくさんいる。

一緒に走ると、

「もう少し速くなりたいな」

と思う。

すると、一人でいる日にも目的ができる。

今日は少しトレーニングしよう。

家でスマートトレーナーに乗ろう。

次にみんなと走ったとき、前回より少しでもついていけるようになりたい。

ロードバイクという趣味が増えただけなのに、

次の休日を楽しむために、普段の過ごし方まで少し変わった。

以前は一人で完結することの多かった休日に、人とのつながりまで増えた。

これは自分でも予想していなかった。


結局、やっていることは昔とあまり変わっていない

勉強を始めた。

ロードバイクにも乗るようになった。

ブログも書くようになった。

こうして並べると、昔とはずいぶん変わったように見える。

でも、根っこの部分はあまり変わっていない気がする。

昔はディスクアップで総回転数を積み上げ、リーチ目ミッションを一つずつ埋めていた。

今はStudyplusで勉強時間を記録する。

Garminで走行距離や運動量を見る。

資産額や配当金を記録する。

ブログの記事を一つずつ増やす。

やっていることは違うけれど、

数字が増えたり、できなかったことができるようになったりするのが楽しい。

どうやら自分は、昔からこれが好きだったらしい。

285万回転を記録していた人間が、ある日突然「努力できる人間」に変わったわけではない。

もともと持っていた「積み上げたい」という性格の向き先が増えただけだった。

だからといって、パチンコをやめたわけでもない。

今でも打ちたい日は普通に打つし、朝に2時間勉強して、そのあと10時から打つ日だってある。

ただ、以前は「休日=スロット」だったものが、今はいくつかある選択肢の一つになった。


休日まで100点を目指さなくていい

朝活。

資格勉強。

ロードバイク。

こうやって並べると、妙に意識の高い生活に見えるかもしれない。

実際はそんなことはない。

寝坊する日もある。

YouTubeを見ていたら時間がなくなることもある。

スロットを打って一日が終わることだってある。

それでもいいと思っている。

休日まで、

「今日は成長できたか?」

なんて毎回採点していたら疲れる。

朝に少し勉強できた。

ロードバイクで少し走れた。

そのあと好きなことをした。

それくらいでいい。

毎回100点じゃなくても、80点くらいの休日を積み重ねられれば十分だ。

100点を狙って続かなくなるより、80点くらいの選択を無理なく積み重ねていく。

これは、このブログで書いていきたいことにもつながっている。


積み上げる対象が増えた

何かをきっかけに、生活を一気に変えたわけではない。

資格の勉強を始めた。

ロードバイクを買った。

サークルに入ってみた。

ブログを書いてみた。

一つずつ、

「ちょっとやってみよう」

と思ったものが増えただけだ。

自分が別人になったわけではない。

積み上げる対象が増えた。

それに合わせて、休日の選択肢も増えた。

昔は、

「休みだからパチンコ屋へ行こう」

だった。

今は、

「今日、何を積み上げようか」

になった。

スロットは今でも好きだ。

でも、それと同じくらい楽しみなことが少しずつ増えてきた。

今のところ、それくらいがちょうどいい。


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